脱プラしよう!と思っても、何から始めたらいいの?と思う方も多いかもしれません。そこで今回は、様々なプラスチックが溢れているキッチンでプラスチックを減らせるグッズをご紹介します。
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たわし
引用:https://takada1948.jp/#kitchen
きれいなのか汚いのか…よくわからなくなって気が向いたら捨てて新しいのに取り替える。なんだかもやもやするプラスチックで作られた食器用スポンジ。
代替として、昔ながらのたわしに変えてみてはいかがでしょうか?とても懐かしい気持ちになった方は多いのでは?筆者も、小学校の時によく目にしていた記憶があります。しかし、それ以降、家庭でも学校でも職場でもなかなか見かけることがなくなりました、このたわし。
実は、たわしは棕櫚(しゅろ)という植物を使用してできておりとても環境にやさしい商品なんです。適度なしなりと硬さで、食器を傷つけずに汚れをしっかりとってくれます。
こちらの高田耕造商店 さんは、棕櫚の栽培から行っており厳選された良質な素材のみを使用しています。
洗剤のいらないスポンジ
引用:https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=50002299
食器用スポンジは、最近では洗剤のいらない物も増えています。洗剤を使わない分、界面活性剤が環境に与える影響などもなくすことができます。また、洗剤を買わなくて済むという経済的な点と、洗剤による手荒れ等も防ぐことができる点も人気の理由です。
びわこふきんは木綿の布で、ガラ紡と呼ばれる日本独自の紡績方法で織られたものです。凸凹としたガラ紡糸が油や汚れを吸い取ってくれ、また速乾性に優れているため雑菌も繁殖しづいらいという利点があります。
1970年代、琵琶湖に悪臭を放つ赤褐色のプランクトンが大発生しました。原因の一つとして合成洗剤に含まれるリンがあることがわかり、住民らによって反対運動が起こったそうです。それと同時期にこちらのふきんが発売され、琵琶湖の環境改善を願ってびわこふきんと名付けられました。
エコ洗剤
やっぱり食器は洗剤で洗わないと洗った気がしない…そんな方におすすめなのが、環境負荷の低いエコな洗剤です。合成界面活性剤や合成香料等余分な添加物が一切入っていないもの、排水後の生分解性が高いものなど色々と種類があります。
筆者の家では、ソネットの食器用洗剤を使用しています。ソネットは、ドイツ発のブランドで、工場では自然エネルギーを利用しており原料もすべて天然成分であるなど、環境に配慮したものづくりを行っています。
ミツロウラップ
Photo by Matthew T Rader on Unsplash
自炊をしていると何かと使う機会の多い、食品用サランラップ。サランラップの代替としては、ミツロウラップがおすすめです。
ミツロウラップとは、ミツバチの巣の構成要素でもあるミツロウや、天然樹脂、植物オイルを原料として作られるラップです。これらの原料には、抗菌作用や保湿効果があるため食品の保存にも最適なんです。
残り物を入れた食器にラップのように被せる、使いかけの野菜の切り口に被せる、おにぎりやサンドイッチを包むなど用途は様々です。

ガラス保存容器
引用:https://www.hario.co.jp/
多くの家庭にあるであろう、ジップロックなどのタッパー(保存容器)。安く購入できますが、レンジや食洗機にかけていくと段々蓋が閉まらなくなって新しいものに買い換える、というサイクルに陥ります。
そんなプラスチックの保存容器とお別れした時に使いたいのが、電子レンジでも使用できる耐熱ガラスの保存容器です。プラスチックの容器のように、中身が見えるので冷蔵庫の中で見つけやすく、酸や塩分に強く臭いや色移りもしないことから、長く使用できます。ただ、耐熱ガラスの保存容器は蓋がプラスチック製のことが多いのが残念。それでも、プラスチックの保存容器よりは長く大切に使えます。
引用:http://www.weck.jp/special/kitchen/
数年前には、メイソンジャーという瓶も流行しましたね。ご自分の料理スタイルに合わせてガラスの保存容器で揃えてみると見た目もおしゃれで嬉しい気分にもなれます。WECKなどのメイソンジャーは蓋もガラスなのがいいですね。
シリコーン保存バッグ
引用:https://www.stasherbag.com/blogs/stasher-life/freezer-meals
続いては、ジップロックの袋タイプの代替になるシリコン保存バッグの紹介です。stasherが出しているこちらのシリコーンバッグは、−18〜250℃まで耐えられる素材でできているため、冷凍庫からすぐに電子レンジに入れることもできます。バッグに野菜を入れたまま鍋で茹でれば蒸し野菜も簡単につくれます。
シリコーンバッグは、100%プラチナシリコーンで砂や酸素などの天然資源から作られています。ジップロックの袋タイプと違い、洗って何度でも使えるので経済的にも優しいですね。
シリコーンラップ
引用:amazon
もし、ミツロウラップの使用を考えている場合は、電子レンジで温める時には外さなければなりません。そんな時に使えるのが、シリコーンラップです。
電子レンジや食洗機対応もしており、洗って何度でも使用できます。お皿の形状に合うように丸い形のものも多く、色々なサイズがセットになって売られています。
リユースストロー

最近、プラスチック以外のストローも増えてきていることはご存知ですか?上の写真のような竹やステンレス、シリコン、ガラスなど…
紙ストローという選択肢もありますが、紙ストローは裏にプラスチック素材がコーティングされていたり、すぐにふやけてきてしまうという物も多いです。その一方、上述した素材でできたものは、洗って何度も使用できるのでゴミも出ず、ゼロ・ウェイストの観点でも◎です。
ステンレスコーヒードリッパー
引用:https://kinto.co.jp/pages/about
自宅でコーヒーを飲むという方、何でコーヒーを飲んでいますか?筆者は、以前まであまり家でコーヒーを飲まないタイプだったので(もっぱら外)、たまに飲む時は、個包装のインスタントドリップコーヒーで飲んでいました。個包装のコーヒーは、便利で簡単なんですが、毎回プラスチックのゴミが出てしまうので以前から気になっていました。
そんな時にコロナの影響で一日中家にいるようになったので、コーヒー豆+ステンレスのコーヒードリッパーにしてみました。
ステンレスドリッパーの良いところは、豆かす以外ゴミが出ないところ。ペーパーフィルターも不要なので本当にゴミが出ずゼロウェイストの観点でも嬉しい道具です。ステンレスドリッパーを使用すると、ペーパーフィルターで落ちてこなかったコーヒーオイルも一緒に抽出されるのでまた違った風味が楽しめます。
コーヒー器具でいうと、他にセラミックのコーヒードリッパーやフレンチプレスなどもゴミを出さずにコーヒーを飲めるのでおすすめです。
ソーダストリーム

引用:https://www.sodastream.jp/products/detail.php?product_id=155
炭酸水が好きでペットボトル消費をやめられない方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、家庭で簡単に炭酸飲料が作れるソーダストリームです。
ソーダストリームの機器があれば、用意するのはお水とお好みでレモンなどフルーツやシロップだけで良いので、市販の炭酸飲料を買うよりも経済的です。
炊飯釜

引用:https://oigen.jp/enjoy/moreaboutironware/13376?_ga=2.122477132.613307141.1586932667-1215431965.1586932667
朝起きたらご飯が炊けている。そんな便利な予約機能もあり多くの家庭で使用されている炊飯器ですが、これも外側はプラスチックでできています。毎回は難しいかもしれませんが、休日や時間のある時は、昔ながらのお釜でご飯を炊いてみるのはいかがでしょうか?
美味しいご飯を炊くには、水分を吸収したお米にむらなく熱を与えることが大事です。上の写真にあるような鉄鍋は、釜全体に均一に熱が伝わるのに加えて、早い段階で沸騰し蒸す段階に入るのでお米の旨味成分を閉じ込めてくれます。
まとめ
今回は、キッチンにおいてプラスチック製品の代替となるグッズを紹介してきました。気になるものはあったでしょうか?一気にすべてを変えるのは難しいので、自分ができそう!と思ったものから実践していきましょう。
- FRaU │ SDGs Mook OCEAN │ 海に願いを。講談社 2019
- シャンタル・プラモンドン&ジェイ・シンハ(2017)『プラスチック・フリー生活 – 今すぐできる小さな革命-』